雨安居 ※パーリ語ではvassa(ワッサ)とは、お釈迦様が定めた制度で、インドでの雨季にあたる3ヵ月間、お坊様が1ヵ所に定住して修行に専念する期間。在家はお坊様を衣食住薬のサポートをしながら、仏法を学んだり、自らも修行に励んだりする、仏教徒にとっても大事な期間とされる。
今年、マーヤーデーヴィー精舎にて雨安居に入られるお坊様は、2019年の第四回一時修家修道会のときにもお世話になりましたお坊様です。(上記の写真の真ん中の方)
お名前は、アッガチッタ長老(59歳)です。日本人比丘で、2000年にミャンマーのチャンミで出家されたそうです。その後、スリランカ、インド、タイ、マレーシア等の国を遊行され、新型コロナの時期に帰国し、現在は静岡のスガタ精舎に滞在されています。ちなみにご出身は兵庫県の西宮市なのだそうです。
ということで、関西では、アラナ精舎ではチャラナ比丘、マーヤーデーヴィー精舎ではアッガチッタ長老が雨安居をお過ごしになります。食事のお布施をはじめ、出家・修行生活をされているお坊様と身近に接し、いろいろと学び仲良くなる機会でもあるので、皆さまで協力し雨安居のサポートをしていきたいと思います。
雨安居入り前には「雨安居入り法要」が行われるのですが、当協会では7月20日(土)に東京ゴータミー精舎にて各地で雨安居に入られるお坊様が集まり一緒(合同)に執り行われます。そちらにも是非、ご参加ご協力いただければ幸いです。
アッガチッタ長老は7月21日(日)にマーヤーデーヴィー精舎に到着される予定です。アッガチッタ長老が来られてから食事のお布施、イベント等をご本人と相談します。
ぜひ皆さまのご理解・ご賛同をいただき、古くから伝わる雨安居のご協力を、よろしくお願いできれば幸いです。また雨安居についての、お知らせや情報を、今後お伝えしておきます。お楽しみに!
問い合わせ先
① マーヤーデーヴィー精舎事務局
079₋506₋0003 9:00〜17:00(火曜・水曜除く)
mayadevi@zeus.eonet.ne.jp
② マーヤーデーヴィー精舎「雨安居」スタッフ
Lyta Liem 090-8511-5888
mayadevi_staff@zeus.eonet.ne.jp
参考
「釈尊のサンガ」論
雨安居の真髄(ゴータミー精舎雨安居入り法要でのお話)
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