土日にありました自主瞑想会と関西瞑想会、皆様のご参加ご協力のお陰で無事に終了しました。
10/18(土)の自主瞑想会とヤサ長老の質疑応答の会は、17名が参加されました。10/19(日)関西瞑想会参加者は65名ほどでした。皆様、ありがとうございました。終了後の片付け掃除も皆さん積極に手伝っていただき、大変感謝いたします。
10/18(土)自主瞑想と質疑応答の会
10/18(土)は、読経と慈悲の瞑想、ヴィパッサナー瞑想をし終わったあとに、約2時間ほどあれこれと質疑応答がありました。禅定に関すること、瞑想の実況中継について、原因と結果について、自分の行為を省みること、無常の理解などなどです。その中でも印象に残ったことは、瞑想実践では「しっかり身体の感覚を捉え、その感覚に言葉をつけること。ただ号令のように実況中継するのではない」という内容でした。今の瞬間に生じている感覚を捉えるだけでも、妄想しているとできませんし、感覚を捉えてもすぐに感情が湧いてくるので、的確に実況中継することが大事だという説明であったと理解しました。また普段は感じない特殊な感覚が瞑想中に起きたとしても、その感覚を評価し驚いたり喜んだり「これは一体なんだ?」と考えたりしないで(感情や妄想に流れないで)、淡々と実況中継を続けるようにというアドバイスもありました。
それから、無常を理解できたと思っていたけど、また壁にぶつかり、あるときその壁を乗り越えたと思ったら、また次の壁にぶつかりつつも修行を続けているという方もあり、その方は一番最初にヤサ長老の瞑想指導を受けられ、そのとき心身のブレイク。スルーがあったと感謝を述べられた方もいました。皆さん、それぞれ修行に励んでいる様子も窺え、ヤサ長老も「私もちょっとは役に立てている」と冗談も飛ばし、質疑応答の会がありました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
また次回は、開始時間や内容を見直し、多くの方に参加してもらいやすいように検討しています。また良ければご参加ください。
10/19(日)関西瞑想会
10/19(日)の午前のスマナサーラ長老の経典解説では、ポイントとして仏教の説法とは、必ず「厭離へ、離貪へ、(煩悩の)止滅へ、寂止(安穏)へ、証知へ、正覚(覚り)へ、涅槃へ」と導くための理論と実践の内容を教えることだと解説がありました。ただ言葉が巧みで説明が上手だから正しいわけではない、声や容姿が優れているから正しいことを語っているのではない、名声や権威など肩書があるから正しい内容なのではない、そのように理解しました。常に仏教の目的・ゴールは覚りであり、そのための教え(ガイド)であると理解しておく必要がありますね。勉強になりました。
午後からはヤサ長老による瞑想指導と各自自主瞑想が行われ、それぞれに自己観察・実況中継・ヴィパッサナー瞑想に励んでおられました。
文章:MA
写真:LL
フォトギャラリー 10/18(土)




フォトギャラリー 10/19(日)























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