3/14(金)~3/16(日)自主宿泊瞑想会・3/16(日)関西自主瞑想会 詳細

レポート公開|3/8(土) 関西ダンマサークル「みんなでダンマ・ディスカッション」※ハイブリッド型

3/8(土)関西ダンマサークル「みんなでダンマ・ディスカッション」のレポートをお送りします。皆さんのご意見をお聞きでき楽しかったです。勉強会にご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。今回の内容について個人の要約と感想レポートです。参考になれば幸いです。

・参加者13名
・まず参加者で慈悲の瞑想を行いました。
・今回データは「人間関係」
・結論、人間関係は慈悲 ※物事は無我
・人間関係に最終的な答えがない
・生きるためには人間関係が必要(生存を支える)
・人間関係は変化していく

・公式「期待が叶うと嬉しい」「期待が叶わないと苦しい」
・人間関係により喜びが生まれる、また苦しみが生れる
・関係性に依存すると執着となり苦しみとなる

・「人間関係がうまくいかない」という人は、「自分のフォーマット」にこだわっている
・人とうまく付き合っていく能力、人間関係構築力というのは、「自分のフォーマット(こうあるべき)」をいかに外していくか、という能力にほかなりません。
・人間関係において「何が正しい」「何が間違っている」ということなど、基本的にはありません。
・大事なのは、周囲の状況、物事をよく観察すること
・その環境に応じて、柔軟に対応していくこと
・関係性において相手に「こうあるべき」「こんな態度で接してほしい」「こんなことは言うべきではない」など、自分のフォーマットにこだわるがあり、いろいろとトラブルが起こる
・自分が思うように相手に接してほしい、というのは身勝手な要望
・人間関係を学ぶとは、周囲の状況を観察し、自分の態度を柔軟に変えること
・余計なフォーマットを捨てて、シンプルに環境に適応するこが大切

・そもそも人間は上下関係を好まない
・人間というのは「誰かが上に立って、自分が下にいる」という状況が大嫌い。そんな状況は、本能的に耐えられない。
・「リーダーとは上にたつものではない」という正しい認識を持つことからはじまる
・リーダーとは人の上に立つ仕事ではない、人をまとめるという仕事
・人は支配されることを嫌う
・支配関係はいずれ崩壊する
・対等な関係で、相手に動いてもらおうとすれば「お願いする」のは当たり前で、自分の言うとおり動いてくれたら、感謝するのが当然です。
・世間のリーダーは「自分の言う通りに動いて当たり前」「指示に従うのが当然」という発想
・「なぜオレの言う通りにしないのか!」と怒鳴るリーダーも多い
・人は自分勝手に生きたい生物、誰にも支配されたくない
・自分の示す方向に動いてもらうためには、伝えるべき内容やタイミングを考えるのはもちろん、相手の立場、性格によって言い方を変える必要もある
・「まとめ役」がリーダーの仕事
・まとめ役は大変な仕事、普通は誰もやりたがらない
・この基本を理解しなければ、マネジメントなど上手くいかない

・叱る側は「話したい」と思い、叱られる側は「聞きたくない」と思っている
・信頼関係があってこと成り立つ
・叱る役割は難しい
・叱るとは「なぜ、あなたの長所は実らないのか」を伝える行為、相手の長所を言わずに叱ることは成り立たない
・叱る=悪いところを正すという発想、それは相手が聞く気にならない
・叱る場合、相手に「あなたには○○という長所がある。その長所を活かせば、こんな結果が得られる」「しかし、結果が得られないのはなぜか、それは○○という問題があるから」という仕組み、構造、関係性を教える必要がある
・叱るためには、まず相手の長所(能力)を伝える
・自分の長所を聞けば、「長所を活かしたい」とモチベーションが上がり、責任感も芽生える。
・信頼関係が築ける

・特にこれが難しい
・学ぶとは「けなされても嬉しい」ということ
・ひえー、そんなように思えるのか!
・叱られるとは、学ぶこと
・生きるというのは、学びの積み重ね
・学ぶ側のスタンスは、ひらすら受け入れる
・学ぶというのは、本当に厳しく楽しいもの
・学ぶことは、自らの成長に繋がる
・学ぶことでしか、環境に適応してくことはできない
・学びとは、生きていくために必要不可欠な要素
・「学ぶ」ということの本当の意味、厳しさ、取るべき態度を理解してほしい
・褒められたら嬉しいのは当然、しかし貶されても嬉しいというのが、学ぶ者の基本
・貶されても嬉しいが学ぶ資格
・学ぶ資格がないというのは、生きていく資格がないのと同じ(キビシ~)
以上です。

最初に「人間関係は慈悲」だと結論を書きましたが、この実践は生半可なものではないみたいです。一般的な人間関係においてすら、及び腰の自分にとっては大変耳の痛い叱りのように感じます。生きるためには人間関係が必要であり、そのためには学ぶ必要があり、学んで(気づいて)自分が変わっていく必要がある。学ぶとは「貶されても嬉しい(受け入れる)」という態度が必要であること、厳しい世界だな~と思いました。私たちは自分が知っているだけの自分(自我の錯覚)を大事に守って生きています。ですから、人間関係においては、互いに感情や意見/考えがぶつかるのが当たり前ですね。それは避けられないことです。しかし、衝突から逃げたい、(私は間違っていない、私は正しいと思っている)自分を守りたい、自分が傷つきたくない、という態度で少なからず生きている。その壁を突破していく、乗り越えていくのが仏道のいう慈悲なのだと改めて理解しました。お釈迦様の教える仏道、自我の錯覚に気づく実践、心を清らかにすること、まだまだ道のりは長いですが一歩ずつ進んでいきたいと思います。おわり

次回の関西ダンマサークル「読書会」は、3月22日(土)13時からです。興味あればご参加ください。
問い合わせ先:079-506-0003 又は mayadevi@zeus.eonet.ne.jp

あわせて読みたい
関西ダンマサークル 関西ダンマサークルは2種類があります。 ①みんなでダンマ・ディスカッション最近の話題や仏教テーマをもとに皆さんで気軽に話し合います。 ②読書会仏教の教義を学び、日...

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

  • 28,293
  • 11,231

コメント

コメントする

目次