2024年11月30日(土)~12月6日(金)にネット中継瞑想会が行われます。詳細はこのお知らせバーをクリックください。

レポート公開|1/8(月・祝) 関西ダンマサークル「みんなでダンマ・ディスカッション」

1/8(月・祝)にあった関西ダンマサークル「みんなでダンマ・ディスカッション」のレポートを送ります。瞑想実践のための参考になれば幸いです。今回、参加者は16名でした。皆様、ご参加いただき、ありがとうございました。

▼1/8 関西ダンマサークル「みんなでダンマ・ディスカッション」レポート
・まず皆さんで慈悲の瞑想をしました。
・それから「お正月(三が日)は何をしていましたか?」と皆さんにお聞きしました。
・今回は「八正道、観察ってどういうこと?」というテーマで、観察について話し合いました。
・参考テキストとして、資料を添付します。よければ読んでみてください。

・心を清らかにするため仏教の修行・実践とは、八正道である。
・八正道の実行により、四聖諦を理解する。智慧を得る。
・八正道の内容として、正念がある。
・正しい気づき、とは何なのか?
・瞑想(正念・正知)は自己観察(随観)だと言われるが、観察といっても何を観察し、観察することでどうなるのか?
・世間の観察と、修行としての観察は、どうちがうのか?
・そもそも観察とは、何をすることなのか?

・思考を使わず流れに沿って観る
・修行としての観察する対象は、「身受心法」と限定されている
・川で水の流れを観るように、何も手を加えずに、ただ流れを観察すること。
・心が清らかになるのが正念(仏教の観察)
・世間の観察は、貪瞋痴の中にある。
以上

 私たちは普段「実況中継する」ということで、観察能力の訓練を行っています。単純な作業なのですが、実際にやってみると難しい。すぐに思考・妄想が割り込み、実況中継できない。あるいは「こんなことやって何の意味があるのか?」「全然、良くなっている実感がない」「時間の無駄かもしれない」などと疑いに苛まれてしまいます。あと、観察対象を上手く捉えることができない。何を観察するべきか理解できていない。ターゲットを捕捉できていない。それから先入観・固定概念によって、「このように観察しなければいけない」「生滅が観えてくるはず」「智慧を得るぞ」というように、はじめから答えを設定し、その答えに合わせるように観てしまう。というように、実況中継が上手くいかないパターンもありますね。

 皆さんは、いかがでしょうか?上手くいっているでしょうか? 何かご意見やご感想があれば教えてください。

・おまけ
関西ダンマサークルのlineオープンチャットで最近あったやりとり。1/11(木)Q&Aの動画配信であった理性・智慧を育てるために念じるべきフレーズ「sabbaṃ pahāya gantabbaṃ(サッバン パハーヤ ガンタッバン)/すべて捨てて逝かなくてはならない」カッコイイですね。gantabbaṃは、がgacchati(行く)の未来受動分詞〔動形容詞〕ということです。
https://j-theravada.com/dhamma/chienotobira/tobira094/

●その他
新着動画|スマナサーラ長老の初期仏教Q&A(11 Jan 2024 ゴータミー精舎)
https://www.youtube.com/live/n2HmRvwCr74

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